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ハロウィンのビーツリゾット

今回は、おうちでできるハロウィンメニューをご紹介します。と言っても、フィンランドではハロウィンをお祝いせず、お盆のようにお墓参りして静かに過ごす日になっています。ですが、北欧はキリスト教になった前には収穫祭の季節でしたし、旬の野菜や山の幸を楽しむことは今にも大事です。

そんなこともあって、今回はフィンランドでよく食べるビーツを使った料理をご紹介します。スーパーフードとも呼ばれるビーツですが、真っ赤な色でも分かるように栄養が豊富でちょっと苦味がある味もクセになります。(ヨハンナさん)

材料(4人分)
ビーツの水煮 200g
無洗米 190g
パルメジャーノチーズ 50g
A 水 700ml
A コンソメ 小さじ1
玉ねぎ 1/4個(50g)
にんにく 1片
無塩バター 20g
白ワイン 大さじ2
オリーブオイル 大さじ1
フレッシュタイム 小さじ1
ケイパー 5個
黒こしょう 少々

<飾り用>
ブルーチーズ 20g
フレッシュタイム 適量



(下準備)
ビーツはフードプロセッサーでペースト状にする。玉ねぎは皮をむきみじん切りにする。にんにくは皮をむき、芯を取り除きみじん切りにする。パルメジャーノはおろす。ブルーチーズは手でちぎる。タイムとケイパーはみじん切りにする。Aを鍋に入れ、沸騰させて保温しておく。

①フライパンにオリーブオイルを入れ、弱めの中火にかけ、にんにくと玉ねぎを入れて玉ねぎがしんなりするまでに炒め、無洗米を加えて米の粒が透明になるまでにしっかりと炒めてから弱火にし、白いワインを加えて吸収させ、ビーツ、タイムとケイパーを加えて均等になるように混ぜ合わせ、Aを一玉ずつ加えて混ぜながら吸収させる。完全に吸収するまでには20分ぐらいかかります。

②①にバターとパルメジャーノを加えて混ぜながらチーズを溶かして、最後に黒こしょうで味付けし、皿に盛り付け上にブルーチーズを散らし、タイムで飾り、すぐにいただく。

ヨハンナ・ノウシアイネン

フィンランド出身。2014年からは料理関連のサービスに携わり、2017年にフードコーディネーターの資格を取得。現在は幅広く北欧料理を広める活動を行っている。メディアやカフェ向けの北欧料理メニューの監修・プロデュースからスタイリングやトークイベントを実施。フィンランド料理教室の講師としても活躍中。

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