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Lohivoileipäkakku サーモンのサンドイッチケーキ

5月末はフィンランドでは卒業式の季節で、家庭でパーティーを開くことも多いです。シナモンロールなどスイーツも提供しますが、サラダなどの軽食を用意することもよくあります。
そんなパーティーの定番は塩気が効いたサンドイッチケーキ!見た目は甘いケーキに負けないぐらい華やかですが、具材にはお肉やお魚を使います。
今回は北欧らしい「スモークサーモン」を使った簡単なサンドイッチケーキを紹介します。普段は味を馴染ませるために一晩寝かす必要があるサンドイッチケーキですが、食パンを使えば手軽にできあがります。(ヨハンナさん)

材料(6人分)
食パン(6枚切り) 6枚
A 水 大さじ2
A レモン汁 小さじ1

<サーモンフィリング>
スモークサーモン 60g
ディル ½パック(5g)
小ねぎ 1本
水切りヨーグルト 120g
サワークリーム 60g
レモン汁 小さじ3/4
はちみつ 小さじ1/2
白こしょう 少々
塩 少々

B お湯 大さじ1
B ゼラチン 2.5g

<ナッペ>
クリームチーズ 150g
水切りヨーグルト 50g
レモン汁 小さじ1/2

<飾り用>
スモークサーモン 40g
きゅうり 1/4本
レモン(輪切り) 2枚
ディル 1/2パック(5g)
小ねぎ 1本

(下準備)
レモンはよく洗い、2枚の輪切りをカットし、残りはレモン汁を絞る。Aは混ぜておく。食パンは耳を切り落とし、20cmのパウンドケーキ型に3つの層が作れるように切っておく(1層にパン2枚を使用)。フィリング用スモークサーモンは荒めのみじん切りにする。ディルはみじん切りにする。フィリング用小ねぎは小口切りにする。

①フィリングを作る。ボウルに水切りヨーグルト、サワークリーム、レモン汁、はちみつと塩こしょうを入れて混ぜ合わせ、スモークサーモン、ディルと小ねぎを加え均等になるまでに混ぜる。ゼラチンはお湯に溶かし、混ぜながら加える。

②型の底に食パンの層を作り、Aを軽く塗り、①の半分を入れ広げ、形を整える。また食パンを乗せ、Aを塗り、①の残り半分を入れて広げ、形を整える。一番上に食パンを乗せ、Aを塗ってからラップをし、冷蔵庫で1時間寝かす。ラップを取り除き、型から外して皿に移す。

③ナッペを作る。クリームチーズ、水切りヨーグルトとレモン汁をボウルに入れ、均等になるまでに混ぜ、③の外側と上に塗り、表面をパレットナイフで整える。
④飾り用のディルを細かいみじん切りにし、③の両サイドにつけておく。
⑤きゅうりは薄い輪切りにし、切り込みを入れて蝶々の形にする。小ねぎは5cmの長さに切る。レモンはいちょう切りにする。スモークサーモンはバラの形に巻いておく。④の上にバランスよくサーモンのバラを乗せ、それにきゅうりの蝶々とレモンを添え、小ねぎを入れる。
⑥食べる際にはケーキのようにカットし小皿に乗せ、昼間のパーティーのメイン料理として提供する。

ヨハンナ・ノウシアイネン

フィンランド出身。2014年からは料理関連のサービスに携わり、2017年にフードコーディネーターの資格を取得。現在は幅広く北欧料理を広める活動を行っている。メディアやカフェ向けの北欧料理メニューの監修・プロデュースからスタイリングやトークイベントを実施。フィンランド料理教室の講師としても活躍中。

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