これからずっと続いてほしい、心地いい毎日のために。
ラプアン カンクリでは、できるだけ、“むだが出ない”ものづくりを心がけています。
- 1むだなく織る
- リネンの織り技術について、いかに美しく、効率よく、生地の端(耳)を織れるかを研究。正確な採寸に基づいた寸法で、緻密に織っています。生地をむだなく使い、合理的なものづくりをすることで、製品の余剰を最小限に抑えています。
- 2再利用して、
新たな命を吹き込む - 通常なら捨てられてしまう、余った生地や糸は、再利用。できるだけ、ごみにならないように、パン袋やランドリーバッグ、ウォッシュミトンなど、新しい生地として織り直し、イベントや工場のアウトレットで販売しています。生地を学校に寄付し、教育現場で活用してもらうことも。
糸の大部分は、フィンランド西部にあるラッパヤルヴィの工場の近くで染色されているため、大量の糸が倉庫に残ることもありません。 - 3リネン栽培で、
サスティナブルな循環を - リネンは、すべてヨーロッパの亜麻畑で栽培後、紡がれ、染色されたものを使用。
自然と共に育つリネンは、成長が早く、100日で約1メートルの高さになります。中央ヨーロッパでは、雨水を利用してリネンを栽培しているので、水資源の節約にも。肥料もあまり必要ありません。
また、ヨーロッパで亜麻栽培することで、年間約25万トンのCO2を吸収するとも言われています。肌ざわりがよく、丈夫で、環境に優しく、きれいな空気を保つのに役立つ天然繊維。生分解性の素材なので、ゴミにならないのも魅力です。
「むだをなくす」と考えるとハードルが高いけれど、できる範囲で「むだを減らす」と意識してみる。そんな自然にも未来にもやさしい選択ができたら、より心豊かな毎日にめぐり逢えるかもしれません。