リネンに咲くフィンランドの草花

ラプアンカンクリのデザインモチーフになっている草花は、ハーブ、スズラン、たんぽぽ、クローバーなど、花屋ではあまり見かけることのないものが多く見られます。
それは、冬が長く、花の種類が少ないこと。そして人々の暮らしのすぐ側に自然あることから、原っぱや森に自生する、繊細だけど力強い草花こそがフィンランドの人たちにとって身近だからです。
フィンランドのデザイナーたちが描く草花は、リネンに織られても、その種類が分かるほど繊細で特徴的。その観察眼からは自然への愛着と畏敬の念が感じられ、生き生きと大胆に描かれたものから、野花を繊細なタッチで表現したものまで、それぞれの豊かな表現が楽しめます。
春のフィンランドに吹く、そよ風をも感じられそうなリネンに織られた草木や花々を暮らしに取り込んで、季節の移ろいをお楽しみください。
母の日や季節の贈り物にもおすすめです。